ノートパソコンが壊れたなら、自分で直せばいいじゃない。

ノートパソコン分解部、顧問の久野です。
うちの研究室には、新しいノートパソコン購入初日に「デフォで1TBにすると高いから」と躊躇なく保証シールを剥がしてSSDを1TBへ換装する猛者から、
学会直前にキーボードにコーラを飲ませて複数キーの認識不良を起こす猛者まで、さまざまなユーザがいます。
安さを追求したり、時間に追い込まれた男たち、は自分で修理を始めます。

ということで、何故かわかりませんか、今回はキーボード修理事案を重点的に紹介します。

そもそも、地盤研ってのはロードセルなり、配線なりである程度は電気電子の知識を必要としますし、
何かと自分自身で作成・修理しなければいけないケースも多いです。
いい志かと思います。

ケース1
Shiさんによる私物PCオーバーホール。
ゲーミングノートPCのファンの効きが悪くなってきたので、液体金属からシリコングリスへの移行とファンのオーバーフローを行っていた。
その後どうなったかはわからないが、結構ファンにホコリが溜まるものなので、ファンの空冷性能は確実にもとに戻っているだろう。
GPUが積んであるPCは、放熱機構がちゃんとしてていい。


ケース2
顧問による共用PCキーボード修理。
某Sさんが購入一ヶ月で液晶を破壊した4K VAIO、が使われるうちに複数キーが効かなくなったので修理。
LetsNoteっぽいのか、案外スカスカで壊れにくそう。スペースに余裕があるので作業は簡単、15分程度で修理完了。
最近のキーボードはプラスチックリベット接合なんですね。
まだまだ、砂まみれになって雑に働いてもらいます。


ケース3
顧問による私物Thinkbook修理。
左Ctrlの使いすぎでキーが打てなくなったので、Ctrl+Sが気軽に使えなくなり発狂し、交換に至った。
個人輸入でUS配列のキーボードマシンを買ってしまうと、秋葉原でも修理が長期だし、当然メーカー保証は効かない。
こういうときに不便ですね。
修理には、プラリベットが相当個数あったので、1時間近く掛かってしまった。


ケース4
学会直前にキーボードを直す男、湯木
治らなかったらどうするつもりだったのだろう。本体とは違う色なものの、対応キーを取り寄せて自分で修理開始。
途中で基板の写真を取る回数が少なかったために、大混乱。
そして、HP Pavilion Aeroという現代機なのにプラリベットではなく、オールネジだった、、、のが余計に彼を混乱させた。
各社の設計思想が、ネジと基板から見え隠れして面白かった。
次は、キーボードにコーラを飲ませないようにしましょう。


おまけ。キーボードが使えることに感動する男

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